愛されエンジニアであり、エバンジェリストでもあるサル・ソゴイアン氏が、Appleを退職したことを発表しました。ソゴイアン氏によると、これは同社が「業務上の理由」により、オートメーションテクノロジー部門のプロダクトマネージャーの職を解任したことによるものです。
Soghoian 氏は、1997 年から Apple に勤務するソフトウェア開発者です。在職中、UNIX CLI、JavaScript、AppleScript、Automator、いくつかの標準アプリのスクリプト サポートなど、幅広いユーザー自動化テクノロジの開発に貢献しました。
Q. あなたはもう Apple で働いていないと聞きましたが、本当ですか?
A. 正解です。私は1997年1月、つまり約20年前にAppleに入社しました。「コンピュータの力は、それを使う人の手に委ねられるべきだ」という深い信念を抱いていたからです。この信条は今も私の心に残っています。最近、オートメーションテクノロジー部門のプロダクトマネージャーの職が業務上の理由で廃止されたと知らされました。そのため、私はApple社を退職しました。しかし、私の信条は今も昔も変わらず真実だと信じています。
Q. 自動化テクノロジーのプロダクトマネージャーの職の終了は、macOS におけるユーザー自動化の将来にどのような影響を与えますか?
A. Appleに問い合わせてください。ユーザー自動化の将来についてご質問やご懸念がある場合は、ぜひAppleに問い合わせてください。ユーザー自動化テクノロジーがあなたにとって重要であれば、今こそすべての良識ある方々が声を上げ、質問するべき時です。macOSのユーザー自動化テクノロジーには、UNIX CLI(シェル、Python、Ruby、Perl)、システムサービス、Apple Events(JavaScript、AppleScript、AppleScriptObj-C、Scripting Bridge)、Automator、Apple Configurator(AppleScript、Automator)、そして写真、iWork、Finder、メール、その他のAppleアプリケーションにおけるアプリケーションスクリプトのサポートが含まれます。
ソゴイアン氏はコンサルティング業務に復帰する予定で、自身のウェブサイトは当面の間、引き続き運営していくと約束している。「ユーザー自動化に関する適切で実用的な情報を提供することが、アクセシビリティコミュニティにとって非常に重要だ」と彼は語る。
出典:サル・ソゴイアン