Apple Payが普及し始めたことを受けて、GoogleはGoogle Wallet製品を強化するため、以前はIsisとして知られていたデジタルウォレットソフトウェア会社Softcardを買収した。
この契約により、Verizon Wireless、T-Mobile、AT&Tは今年後半に米国でAndroidスマートフォンにGoogle Walletをプリインストールすることになる。Googleは、Google Walletが抱えてきた断片化の問題を解決したいと考えている。
「今のところ、ソフトカードのお客様は引き続きアプリでタップ&ペイをご利用いただけます。今後数週間のうちに、お客様とパートナーの皆様にさらに詳しい情報を共有させていただきます」とソフトカードはブログに記しています。
Google Commerce Blogで発表されたこのニュースは、ウォール・ストリート・ジャーナルが週末に報じた、GoogleがSoftcardを買収するという報道を受けてのものだ。同紙は、Googleが5月に開催する開発者カンファレンス「Google I/O」で詳細の大部分を発表すると報じている。
2010年に発表されたSoftcardは、AT&T、T-Mobile、Verizonの合弁会社で、Apply Payと同様にNFCを基盤としています。注目すべきは、Sprintがこのコンソーシアムに参加していないことです。SoftcardのCEOはマイク・アボット氏ですが、Recodeによると、SoftcardのスタッフがGoogleに入社する可能性は低いようです。
Softcard モバイル システムは、Discover ネットワークおよび Barclaycard US と提携しています。
Google Walletは2011年から提供されていますが、Androidの細分化により、なかなか本格的な普及に至っていません。新たな数字はまだ出ていませんが、ITGは12月に、Apple Payが11月のサービス開始以来、モバイル決済市場で1.7%のシェアを獲得し、Google Walletの4%を大きく上回る勢いを見せていると報告しました。
出典: Google、Recode経由